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種類というのは、グースかダックどちらを選択するかということです。
この２種類の違いは、前に述べたとおりです。
グースの方がダウンボールが大きいため、かさ高は高くなります。ということは、やはりグースの方が保温性に優れ、良質な羽毛が多いということが言えます。
また、そのグースのなかでも、高級品といわれているものに“マザーグース”というものがあります。これは、マザーという名の通り、親鳥のことで、繁殖用に厳選飼育されている鳥です。食肉用の鳥の羽毛は若鶏のものがほとんどですので、羽毛は小さく、ふにゃふにゃしており、まだ未熟です。それに比べ、親鳥の場合は、成長し大きくなってから羽毛を採取するので、かさ高の高い羽毛になるのです。

ここまでご説明してきますと、普通のグースやダックでは、「あまり「イイ羽毛布団」は出来ないのでは？」と思われてしまいそうですが、決してそんなことはありません。確かに、マザーグースは最高級品ですが、その分、やはり料金も高いのです。ご自分の予算と、かさ高やダウン率などから判断していただければ、普通のグースやダックでも十分満足していただける「イイ羽毛布団」を見つけることがでます。